2.画面デザインって何?

意匠法では、物品の部分のデザインとして「画像」のデザインも保護対象とされています。
しかし、「画像」であればすべて意匠登録可能であるわけではありません。
あくまでも「画像」は物品の「部分」であるのです。
(もちろん、「部分」を含んだ全体意匠として出願することは可能です。) 

では、意匠法で保護される「画像」とは、どのようなものでしょうか? 

1.「物品の機能を発揮するための操作に用いられる」画像であること
2.「物品の機能を発揮できる状態にするための」画像であること

を満たす必要があります。少し分かりにくいので、上記に該当しない例を示します。

例えば、いわゆるパソコン等の壁紙や映画の一場面などは、「物品の機能を発揮するための操作に用いられるもの」ではありません。
また、パソコンで表示されるOSの表示画面やインターネットを通じて表示された画像は、「物品の機能を発揮できる状態にするための画像」ではありません。
同様に、ゲーム機により表示される画像も、「物品の機能を発揮できる状態にするため」の画像ではなく、すでに機能を発揮した状態の画像とされます。

保護される「画像」としては、例えばHDレコーダー等の録画機能等を表示するメニュー画面などが該当します。
この画像は、物品「磁気ディスクレコーダ」の機能(例えば録画機能)を発揮するための操作に用いられる画像であり、かつ、機能を発揮できるようにするための画像と言えます。
(なお、この場合、「画像」は「磁気ディスクレコーダ」ではなく、これと一体で使用される「テレビ」に表示されますが、あくまでも物品は「磁気ディスクレコーダ」となります。)