2.部分意匠とは ~ 物品の特徴的な「部分」を保護

あなたはある特徴的なデザインのアクセサリーを思いつき商品化しました。まねをされるのを恐れたあなたは、商品化に先立って、このアクセサリーの意匠について意匠登録出願をし、登録を受けておりました。アクセサリーは予想以上に評判がよく、予想をはるかに超えた売上を得ました。

ところが・・・、そのデザインとほとんど同じデザインのアクセサリーが他人によって販売されているのを発見しました。

当然相手は、「似ていない」と主張するでしょう。このような場合、あなたの有する意匠権で他人の販売をやめさせることができるでしょうか?
このような物品の特徴的な「部分」をより強く保護するのが「部分意匠」です。部分意匠は、物品全体の中で特徴的な「部分」について権利化するものです。

なお、「部分」は他の意匠と対比可能な「範囲」である必要があります。また、その「部分」の全体に占める位置や大きさや範囲なども考慮されます。
海外への出願も検討しているのであれば、その国で部分意匠制度があるかどうかは事前に調査しておく必要 があります。