3.組物意匠とは ~ システムデザインの保護

通常、意匠権は一つの物品について一つのデザインを保護するものです。したがって、複数の物品を一つの意匠権で保護することはできません。しかし、全体として統一がある意匠については、所定の要件のもと、複数の物品を「組物の意匠」として意匠登録を受けることができます。

たとえば、いくつかの「薬味入れ」を組み合わせることで、一つのまとまった形状となる場合や、同じような造形処理が施された「ナイフ・フォーク・スプーンセット」などは、一つ一つの物品は公知の形状であっても、全体として統一があるため、組物の意匠として意匠登録を受けることができる可能性があります。